小さいのに意外と難しかったブルースハープ

17歳くらいの高校生の頃、ブルースハープというハーモニカのような楽器を買いました。当時好きだったバンドのボーカルが曲の中で吹いていて、ハーモニカのキンキンする音と異なって透き通るようなとても綺麗な音色に惹かれたためです。小さな楽器だった為、高校生のお小遣いでも無理なく買えたのもポイントでした。ただ、当時マイナーな楽器だった為教本も少なく楽器教室もなかったため、独学で勉強しました。目標は、好きなバンドのボーカルが吹いている曲を同じように吹くことでした。小さい楽器なのですが意外と肺活量が必要で、初めは適当な音しか出せず、まずは腹式呼吸での呼吸法などのトレーニングからはじめました。肺活量がない内は長く音を出すとどうしても音が震えてしまい、上手くいきませんでした。

徐々に慣れてきて小さな音から大きな音まで安定して音を出せるようになり、そこからやっと音階を意識して吹く作業に移りました。ただ、私に音楽のセンスがないためか最初はドレミファソラシドを吹くだけでも上手くいかず、何度も途中で諦めそうになりました。何とか違和感なく続けて吹けるようになったものの、曲を奏でるのは難しく、ここで一旦挫折してしまいました。ほどなくして、もう一度ブルースハープを手に取って童謡のような簡単な曲から練習し始め、何とかちょっとは曲を吹けるようになったのですが、目標だった好きなバンドの曲を吹けるようになることはなく辞めてしまいました。